土地改良区女性理事登用事例
[豊川総合用水土地改良区]

愛知県 豊川総合用水土地改良区

「国に言われてやるのではなく、必要だからやる。」理事長の言葉に動かされ4名の女性役員を登用

写真左から柴田理事、功刀総括監事、小久保理事長、山内理事、杉本理事

組織の概要
豊川総合用水土地改良区(愛知県)
面積/15,055.9ha  組合員/22,603名
理事/19名(うち女性員外3名)、監事4名(うち女性員外1名)
登用までの流れ
平成31年3月20日 通常総会/定款変更(員外監事1名増)
令和元年10月2日 役員推薦会議/員外監事1名(女性)を推薦
    10月23日 理事会/役員補欠選任議案を上程
    11月27日 臨時総代会/上記を選任可決
    12月 9日 監事就任
令和3年9月10日 理事会/女性理事登用について監事から提案
    10月26日 総務委員会/女性理事登用の可否
令和4年2月 9日 総務委員会/女性理事の定数(3選任区に1名ずつ)
    2月22日 理事会/総務委員会からの報告(3名の登用エリア決定)
    3月24日 通常総代会/定款変更(員外理事3名増)    
    11月 7日 役員推薦会議・理事会/女性員外理事3名を推薦
    11月17日 臨時総代会/上記を選任可決
    11月29日 女性理事3名就任、功刀監事 総括監事就任

理事の紹介


功刀 由紀子(くぬぎ ゆきこ)総括監事
愛知大学 名誉教授、(公財)あいち男女共同参画財団 評価員、(一社)日本女性科学者の会 元会長

杉本 あき(すぎもと あき)理事
愛知県農村生活アドバイザー東三河支部所属 前支部長

柴田 芳子(しばた ふさこ)理事
愛知県農村生活アドバイザー東三河支部所属 現豊橋ブロック長
主な栽培品目はキャベツ

山内 祐子(やまうち ゆうこ)理事
愛知県農村生活アドバイザー田原支部所属、愛知県農村生活アドバイザー協会 前会長
主な栽培品目は輪菊

事務局コメント

 

 

Q:事務局が候補者を選出したのですね。

A:「農業に携わっている方とする」との意見を踏まえて、県の農村生活アドバイザーで役職を務めた方にお願いすることにしました。

A:県の農業普及指導員はネットワークを持っているので、アドバイスが大変役に立ちました。

小久保理事長より

男女共同参画の基本である「多様な人材を参画」により、社会全般の活性化を目指してきました。
今後は、女性総括監事及び女性理事3名が多方面の方々と「意見・情報交換できる場」を新たに設け、当土地改良区の体制強化、更には、当地域農業のレベルアップを図る取組を開始します。

令和5年6月作成